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農業に関する理科なお話 第5回~花は、峰不二子的な役割~

皆さんこんにちはKrei-Agriの設楽です。今回は、花について触れていきたいと思います。花は色とりどりで部屋に飾ったり、庭に植えたり、場合によっては愛の証に送られたりします。また、花の美しさで人間が笑顔になることは科学的に証明されていることです。今回はそんな魅力あふれる「花」についてのお話をしていこうと思います。今回も山形県の現役中学校教諭なおやちぇんちぇと共同で記事作成をすることになりました。興味のある方は見ていってください。もし間違い等がございましたら、コメント等でお知らせください。

・花をつける目的は?まさかのトラップ!?

花をつける目的は昆虫や鳥などに自分の居場所を知らせるためなのです。なので、派手な色が多かったり、いいにおいなものが多かったりしますよね。花って優しいですよね、わざわざ昆虫と鳥が求めている花の奥にある甘い蜜の場所を教えてあげているのです。しかも、きれいな花だけではなく、良い香りまで出して「おいでおいでと」。勘の悪い人でも気が付くと思いますが、これこそがトラップなのです。一言でいうと、植物界のハニートラップです。あまーい香りで誘われて、良い思いをして、知らないうちに利用されている・・・。花は、あざといですねw。つまり、花って、昆虫や鳥に蜜を吸われているのではなくて、吸わせてやってる側だったのです!花は昆虫や鳥を利用して、おしべが作り出す「花粉」を運ばせています。自分の子孫を残すためには、他の花のめしべの先端にある柱頭に花粉をつける(受粉)必要があります。昆虫を使って受粉を行う花のことを「虫媒花」、鳥を使って受粉を行う花のことを「鳥媒花」と言います。他には、風で花粉を飛ばして受粉しようとする「風媒花」があります。花粉症の方は、風媒花のことを知って、殺意を覚えた人も多いでしょう。みんな虫媒花とか鳥媒花ならいいのになと思った次第でした・・・。
表1.各種具体例

虫媒花 鳥媒花 風媒花
アロエ スギ
バラ ウメ イネ
リンゴ デイゴ トウモロコシ

・花の構造を簡単に(中学生必見)

花は外側から内側に向かって「がく」・「花弁」・「おしべ」・「めしべ」の順番で並んでいます

「がく」は花弁(花びら)を支える役割をしています。いちごを食べる時に、よく邪魔だなと思うヘタの部分が「がく」です。
「花弁」は花びらのことです。アサガオのように、花弁が1枚だけの花を「合弁花」、サクラのように、複数枚ある花を「離弁花」と言います。
「おしべ」は受粉に必要な花粉を作るオスの部分です。めしべを囲むように複数本ついているものが多いです。
「めしべ」は花に1本だけあるメスの部分です。先端にはべたべたした「柱頭」があります。ここに花粉がつくことで受粉します。めしべとおしべの関係は逆ハーレムです。
・なおやちぇんちぇのちょこと余談
みなさんは、ウーパールーパーを知っていますか。水中にいるピンクや黄色のあのかわいい両生類です。両生類って、カエルやイモリなどが有名ですね。特徴は子どもの頃はえら呼吸で、大人になると肺呼吸になるというもの。つまり、ウーパールーパーもあのかわいい姿のままではいられないのです。ウーパールーパーのかっこいい襟巻みたいなえらもなくなるのですから。残念ながら、大人になると真っ黒なサンショウウオになってしまうのですね。いつまでもかわいい姿でいてほしいのになと思ったなおやちぇんちぇでした。

・まとめ

・花は、ハニートラップ
・花の構造は、きちんと覚える必要がある
・ウーパールーパーの本名は、メキシコ・サラマンダー
以上です。ご覧いただきありがとうございました。次回は、果実について触れていきたいと思います。お楽しみに!!