学習支援

農業に関する理科なお話 第3回~雑草のしつこさはここから~

皆さんこんにちはKrei-Agriの設楽です。今回は、植物の「」について触れていきたいと思います。

今回も山形県の現役中学校教諭なおやちぇんちぇと共同で記事作成をすることになりました。興味のある方は見ていってください。

もし間違い等がございましたら、コメント等でお知らせください。

根っこってなにしているの?

根っこは、理科的な用語では、「」と呼ばれ、はたらきとしては大きく分けて、2つあります。

1つ目は、植物のからだを支えることです。茎でも、同じように支えることをしていましたが、実は根でも植物のからだを支えています。
茎は、人間の上半身のように、根っこは、人間の下半身のようにからだを支えています。イメージとして、足で地面にしがみついている感じです。

このように、地中にあって見えなくても、植物の身体を支える縁の下の力持ち的な役割を担っているのですね。大根なんかは、野菜界のボディビルダーのようなのでしょう。

2つ目は、地中の水や無機養分(ミネラル)を体内に吸収することです。土から水はもちろん必須の無機養分を吸い上げて、将来の成長に備えています。畑で野菜を育てる時に同じ場所に同じ野菜を植えると育たなくなると言われています。

農業的用語では、これを「連作障害」と呼びます。連作とは、同じ場所で、同じ野菜(または同じ科の野菜)を続けてつくることです。

連作をすることにより、野菜が育たなくなるだけでなく、品質の低下などもおこります。

アメリカのコットンベルトは、連作障害を避けるために大西洋側から太平洋側に伸びていき、高麗人参は、収穫後10年以上畑を休ませるそうです。

連作障害を起こさないための対策は、とても簡単です。連作しなければいいのです(とんちみたいな回答なんですw)。

それを輪作と呼びます

輪作とは、同じ場所に別の性質のいくつかの種類の野菜を何年かに1回のサイクルで作っていく方法のことです。

人間にも好き嫌いがあるように、野菜にも相性があるので、輪作をする際は注意しましょうね。花や茎が成長してくると、小さな根では体を支えることやたくさんの水・養分を吸収することが難しくなっていきます。

そこで、根の先端部分がどんどんと成長していき、地中広くに根を張り巡らせていきます。
根の先端には根冠という堅い部分があって、ドリルみたいな感じで土をどんどんと掘っていきます。ニンジンや大根等の野菜を見ても分かりますが、根の上部と下部で太さが違います。根の先端付近がたくさん伸びていくので先の方が細いのです。

根っこには種類がある!?

根は2つの種類に分かれています。大根のような、太い根と細い根からなるタイプとよくグラウンドの生えている雑草(スズメノカタビラ)のような細い根がもじゃもじゃタイプです。大根のようなタイプを「主根と側根」といい、細い根もじゃもじゃタイプを「ひげ根」といいます。
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また表面積を増やし、吸収の効率や抜きにくくするための「根毛(こんもう)」というものも存在しています。ねげとは読みませんwし、毛根でもありません。注意しましょう。

なおやちぇんちぇのコラム

森のエビフライって知っていますか。

松ぼっくりの柔らかい傘の部分だけをある動物がカリカリカリと食べてできたものです。

実際にその姿を見たことはありませんが、どうやら「リス」が食べてできたものらしいのです。すごく小さくてかわいいエビフライを一度見てみてはいかがですか。

まとめ

今回のまとめ

・根っこの役割は、からだを支える&水と無機養分の吸収
・連作障害を防ぐには、連作をしない
・根っこには、「主根と側根」、「ひげ根」がある

以上です。

ご覧いただきありがとうございました。

今回は、根っこについてまとめていきました。次回は、少し脱線して、葉っぱがなぜ緑色なのか考察していきたいと思います。