元素

植物の成長に必要な栄養素のお話

前回の記事では、土壌の役割について紹介しました。

水や光、養分など、植物の生育に必要な様々な条件を満たす役割を土壌が担っていますが、今回は「養分」に注目していきたいと思います。

三大栄養素

世界三大珍味(キャビア・フォアグラ・トリュフ)があるように、農業を行う上での「三大栄養素」が存在します。

皆さん、ご存知ですか?

学校の授業の中で聞いたことがあるかもしれませんが
窒素(N)リン酸(P)カリウム(K)のことを指します。

じゃあこの3つがあれば植物は大丈夫なの?というと、そんなことはありません。

珍味が、三大珍味以外にも世界中に存在しているように、植物の成長に必要な栄養素は他にも存在します。

植物の成長に必要な栄養素とは?

基本的に17種類(作物により多少の差がある)だといわれています。

それが、こちらです。↓

水素や酸素のように、よく聞く元素もあれば、モリブデンのように高校までの授業ではなかなか聞かないような元素もありますね。

そして、この17つの栄養素は、植物の成長にどのくらい必要になるかによって3つに分けることが出来ます。

それがこちらです↓

多量要素

多量要素に含まれる元素は植物によって吸収される量が多いのが特徴です。

次回の記事で各元素の役割について説明しますが、これらは植物そのものをつくる元になることが多いです。

少量要素

多量要素に比べると植物に吸収される量自体は少ないですが、こちらも植物の成長の上では欠かせない元素です。

三大要素(三大栄養素)

植物の成長において重要とされるのがこの三大栄養素です。

これら以外の元素であれば、手を加えずとも植物の成長に必要な量は確保されやすいですが、この3つに関しては不足しがちになります。

自然界では生物の死骸や落葉などの有機物を微生物が無機物に分解して、それを植物が吸収するというサイクルが成り立ちやすいものの、圃場などの場合はそれらが少ないために、人力で加えていく必要があります。

今回のポイント

 

今回のポイント

・植物の成長に必要な栄養素は基本的に17種類
・その栄養素(元素)は、「多量要素」、「少量要素」、「三大栄養素」に分かれる
・三大栄養素は窒素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)

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今回は、植物の成長に必要な栄養素について紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
次回の記事では、この元素が植物にどのような影響を与えるのかを紹介していきます。

投稿の要約

今回の投稿は、植物の成長に必要な栄養素についてです。
三大栄養素って何のこと?」「その栄養素だけでいいの?」「どんな役割をもっているの?」などなどを3回に分けて紹介していきます。

第1回目は、成長に必要な栄養素の種類についてです。
ぜひご覧ください。