学習支援

農業に関する理科なお話 第8回~複雑な分類にしたやつ出て来い!~

皆さんこんにちはKrei-Agriの設楽です。今回は、中学1年生向けの植物の分類です。今回も山形県の現役中学校教諭なおやちぇんちぇと共同で記事作成をすることになりました。興味のある方は見ていってください。もし間違い等がございましたら、コメント等でお知らせください。

植物の分類

植物は大きく分けて種子を作るもの、作らないものに分かれます。みなさんがよく夏になると食べるスイカにはたくさんの黒い種がありますが、小学校では、種と教わりますが、正確には種とは言わずに”種子”と言います。よく覚えておきましょう!また、種子があることからスイカは種子植物だということも分かりますね。種子を作らない植物については、次回まとめていきます。

 

1つ目の分類

         種子を作るか、作らないか

種子植物の分類

種子植物は、さらに2つに分類できます。何を基準にするかというと、おいしいか、おいしくないかです。えっ・・・どういう意味?と思った人もいると思います。でもこれが意外と当たってるんですよ。では、みなさん、木に実るおいしいものを想像してみてください、何を思い浮かべましたか?例えば、「リンゴ」や「モモ」、「なし」や「ぶどう」等でしょうか。ちなみに、我が家で祖父がぶどうを作っているのだけれど、ナイヤガラという品種で一般的にいうマスカットです。そのまま食べてもおいしいけど、いつの日かワインにしてみたいなと密かに企んでいます笑 おいしいものの特徴は種子のまわりに果肉がついていることです。つまり、果実を私達は食べているのです。前々回にも触れた内容ですね。農業に関する理科なお話 第6回~この時期、梨美味しいよね~

逆に、私が思う木に実るおいしくないもので、食べられる例は、「銀杏」です。これは完全に主観と偏見ですが、茶わん蒸しに銀杏があるとテンションが下がります・・・。イチョウの木に実る銀杏の特徴は果実ができないことです。イチョウの種子のことを銀杏といい、実は、果実はついていないのです。

少し理科的に話すと

今まで、果実という風に言っていましたが、果実は、成長したあとの呼び名で、理科的には、成長前の子房の方がよく出てきます。

また、種子も成長後の呼び名で、成長前は胚珠(はいしゅ)という風に呼びます。

 

このように果実(胚珠が子房に包まれている)がある植物を「被子植物」と言います。

逆に、果実(胚珠がむき出し)がない植物を「裸子植物」と言います。

2つ目の分類

          子房があるか、ないか

裸子植物の具体例

中学生のレベルで、覚えていてほしい例は、4つあります。

マツ、イチョウ、ソテツ、スギ

です。覚え方を紹介します。ぜひ参考に!!!各例の頭文字を繋いでいます。

マ・イ・ソー・ス

被子植物の分類

被子植物はなにで2つに分類していけばいいのでしょうか。結論からいうと「子葉の数」になります。

発芽した後の子葉が1枚なら、「単子葉類」、2枚なら「双子葉類」と言います。

・単子葉類には、ユリ・トウモロコシなどがあり、

葉脈がササのような平行脈、②根っこがひげ根、③維管束がばらばらな配置になっています。

・双子葉類には、アサガオやツツジなどがあり、

葉脈は網目状脈、②根っこが主根と側根、③維管束が輪状の配置になっています。

これらは覚えやすい植物とセットで覚えておくことが大切です。単子葉類ならネギとかササとか、双子葉類なら大根とかアブラナとか。もし片方の特徴を忘れても予想できますね。

2つ目の分類

         子葉が1枚か、2枚か

※補足

双子葉類の分類

まだ分類するのかよ!?と思った方も多いでしょう。これで中学校段階では最後の分類です、やったー!!どうやって分けるか、それは花弁(お花の部分)がくっついているか、離れているのかです。

くっついて花弁が1枚のタイプは合弁花類と言います。

具体例として、あさがお、つつじ、たんぽぽ(テストに出やすい)があります。

 

花弁が離れていて複数枚のタイプは離弁花類と言います。

 

 

 

具体例として、さくら、アブラナなどがあります。

たったこれだけです。ちなみに、単子葉類にはこのような分類がないので安心してくださいね。

2つ目の分類

   花弁がくっついているか、離れているか

なおやちぇんちぇいのコラム

毎日暑い日が続きますね・・・。マスクをしていると熱中症になりそうですね。みなさんも気を付けてくださいね。最近中学3年生の授業で食物連鎖や食物網などの生態系についての学習をしています。そこで生態系ピラミッド見て、本格的に人間は昆虫を食べていく必要があるんじゃないかと生徒に投げかけてみました。その結果、食べたくはないけれど、食べなければならない時はきっとくるという結論に至りました。この授業で一番意外だったのは、どんな虫までなら食べられる?と質問した時に「カブトムシ!!」と7人くらいの生徒が手を挙げたことでした。私にはハードルが高いな・・・と感じた瞬間でした。

まとめ

・誰だ!こんなに複雑に分類したやつ

・中1理科最初の壁

・たんぽぽは、離弁花ぽい合弁花ランキング1位

以上です。ご覧いただきありがとうございました。今回は、種子植物の分類をまとめていきました。次回は、種子植物ない植物の分類をしていきたいと思います。お楽しみに!!